【東京⇒大阪遠征】移動手段の費用感とオススメの楽なプラン

舞台俳優の推しを追いかけ、最多で年5回以上の大阪遠征をした東京在住オタクです。

オタクなら現場でたくさんお金を使えるように、遠征費用は押さえたいところですよね。
その一方で、しっかり現場を楽しめるように楽に移動したい…という方も多いはず。

私が使った各交通機関の費用感と、最も“ちょうどいい”と思ったプランをご紹介します!

※イベントは土日にあることが多いので、金曜日夜 or 土曜日朝の料金を想定します。
※時期によって価格が大幅に変わることがあるので、あくまでもご参考でお願いします。

主要な移動手段

まずは、遠征初心者の方に向けて主要な移動手段をご紹介します。

夜行バス

長距離バスで車内泊をして現地に向かう方法です。
イベント前日の深夜に出発して、当日の早朝に到着します(約7~8時間)。

安い便を選べば片道4,000円~6,000円くらいで大阪へ行ける驚異のコスパ!
お金に余裕がなく、体力に自信があるなら、オススメの移動手段です。

メリット
  • 寝ている間に移動して、早朝から現地で遊べるので時間の無駄がない
  • 他の交通手段と違って、移動のために早起きする必要がない
デメリット
  • 安い便の座席、設備ではぐっすり眠れないことが多い
  • 目的地についてから身だしなみを整える必要がある

※記事後半でデメリットを解消できるオススメ運行会社もご紹介します。

とにかく安く移動したいなら
格安便を利用するなら使いたい

格安飛行機(LCC)

成田空港、羽田空港から格安飛行機に乗る方法です。
大阪国際空港(伊丹空港)に到着します。

安い便は片道9,000~10,000円くらい(約4時間)で移動できます!
利用の注意点は利用日の3~4ヵ月前を目安に予約することです。

早期予約かつ予約変更不可の便のみが安くなっています。
それ以外の便だと価格が12,000円~になってしまいます。

メリット
  • 夜行バスに比べると乗っている時間は短い
  • 他の移動手段と比べて座席の質がよく疲れづらい
デメリット
  • 自宅⇔空港⇔目的地の移動時間が長い場合が多い
  • 飛行機に乗るまでが他の交通手段より高い場合が多い

メリットよりはデメリットが目に付く移動手段になっています。
空港の近くにお住いの方以外には、大阪遠征での利用はオススメしません。

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※デメリットを解消するオススメの移動方法も記事後半でご紹介します。

新幹線

東海道新幹線を利用して東京駅⇔新大阪駅を移動する方法です。
のぞみ、ひかり、こだまの3種類の車両が走っています。

のぞみなら2時間20分くらいで移動が可能!
ただし、値段も一番高い移動手段になっています。

新幹線の種類移動時間自由席料金指定席料金グリーン料金
こだま約3時間50分13,870円14,400円19,270円
ひかり約3時間13,870円14,400円19,270円
のぞみ約2時間20分13,870円14,720円19,590円
上記は通常期。閑散期の指定席は200円安く、繁忙期は200円高くなります。

自由席は割安ですが、座れないリスクもあるので要注意です。
※繁忙期でも東京駅で1~2本待てばほとんどの場合は座れます。

新幹線は乗っている時間が短く、とにかく移動が楽!

自由席であれば当日朝でも券売機で切符を買えます。
急に遠征をすることが決まった時の“最後の手段”です。

楽に移動したいなら最適なのに、値段が高い…。
そのデメリットを解決する方法を、以下でご紹介します!

オススメの移動手段

オススメするのは新幹線+宿泊セットもしくは夜行バス+新幹線です!
利用目的によってオススメが違うので、目的別にご紹介していきます。

新幹線+宿泊セット

新幹線を往復利用すると自由席でも27,740円以上かかります。
宿泊するとホテル代が別途6,000円~10,000円プラスされ、総額3万~4万円に…。

ですが、新幹線チケットとホテルのセットプランは2万円台~購入できます。
新幹線とホテルを同時に予約できるので、別々に頼むよりもずっと楽!
なにより、移動が楽なので大阪を楽しむ体力を温存できるのが◎。

セットプランはJR東海ツアーズ、JTBなどでも販売されていますが、
創業100年超えの老舗旅行会社・日本旅行を私はよく利用しています。

注意点は「早めに予約しないと安いプランが売切れてしまうこと」です。
宿泊での遠征が決まったらすぐに予約をすることをオススメします。

夜行バス+新幹線

この方法は「イベントが1日のみ」の場合にオススメです。
宿泊を省いて費用を抑えつつ、楽に移動するプランになります。

まずは行き/帰りのどちらに新幹線を使うかを決めます。
どういう時に使うのか、以下がご参考になれば幸いです。

行きに新幹線を使うとき
  • 朝早くに移動するのは苦じゃない
  • 化粧は絶対に家でしていきたい
  • イベント翌日は仕事ではない
  • イベント終了が夜21時以降になる
帰りに新幹線を使うとき
  • 夜21時までに新大阪駅に着ける
  • 翌日は仕事なので早く家に帰りたい
  • 化粧は場所さえあればどこでもできる
  • 朝に弱いので早起きができない
  • 朝~昼には大阪で予定がある

土日の新大阪駅⇒東京駅の最終電車が21時24分発です。
間に合うなら帰りを新幹線に、間に合わないなら夜行バスにしています。

続いて、それぞれの移動手段のオススメ利用法をご紹介していきます。

夜行バス

朝が弱い私は、行きに夜行バスを使うことが多いです。
早朝に現地に着くので、イベント前に観光も楽しめてお得な気分!

ただし、イベントには万全な体調と身なりで挑みたいところ…
そのためには、利用する夜行バスのブランドを厳選しましょう。

女性専用車両や発着地のターミナルの施設などは要チェック!
私がオススメするのは「WILLER EXPRESS」です。

引用元:WILLER EXPRESSの高速バスサービス |高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL

WILLER EXPRESSはピンク色のバスで有名なブランドです。
各車両の後方が女性専用になっていたり、細やかな配慮されています。
車両に種類があるのですが、コスパがいいのは「リラックス」です。

特にオススメなポイントが「カノピー」「仕切り」があること!

引用元:WILLER EXPRESSの高速バスサービス |高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL

カノピーは顔を覆うカバーで、寝顔を隠したり、照明を遮ったりできます。
物音も緩和してくれるので、朝までぐっすり眠ることができます。

そして隣席との間に設置された仕切りでストレスも軽減!
4列シートでも他人と身体が触れ合うことはありません。

WILLER EXPRESSを体験すると、もう他の夜行バスには乗れません…。

大阪行き便なら「WILLERバスターミナルオオサカ梅田」発着をオススメします。
WILLER EXPRESS専用バスターミナルなので乗り降りの間違いはしづらくなります。

そして更に女性にうれしいポイントが、無料で使えるパウダールームがあること!

引用元:WILLERバスターミナル大阪梅田|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL

ドライヤーやヘアアイロンの有料レンタルもあって便利です。
早朝着ならここで化粧をして、深夜発なら化粧を落としてから寝られます。

新幹線

新幹線には「ぷらっとこだま」という割安プランがあります。
10,800円でこだまの指定席に乗車できるので、節約にはもってこい!

ただし停車駅の多いこだまなので、時間に余裕がある時しか使えません。
※こだまの東京駅⇔新大阪駅の所要時間は、約3時間50分です。

泊まりたいホテルや地域があるなら、ぷらっとこだま+ホテルも有だと思います!
私も大浴場に入りたくて、あえてセットをやめて予約することもあります。

大浴場付きホテルを探すなら

新幹線の乗車券は、金券ショップで自由席の券を購入することが多いです。
どこの金券ショップでも定価のマイナス1,000~2,000円程度で売られています。
店舗ごとの価格に差は少ないので、最寄りの金券ショップで探してみるといいかも。

「いのちだいじに」で遠征を

最後に、私が長年遠征を続けてきた体験に基づいたお話なのですが…

長くオタクを続けたいなら、マチソワするより健康が第一です!!!
※マチソワ:マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)どっちも行くこと

20代後半になると身体が壊れ始めるので、無理は厳禁。
テニミュを追って毎週遠征して、往復夜行バスで翌日出勤し続けると死にかけます(実体験)。
身体を壊すと長時間座るのも辛くなって、観劇やライブを存分に楽しめなくなることも…。

自分の体力を見誤らずに、楽することをも考えて遠征してみてくださいね。

それでもテニミュには行きたい!!!